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2010/03/24 (Wed)
「北海道旅行 ~北の大地を食べる!編~」
Comments(0) | TrackBack() | 駄文

さて、やっとやっと参りました!
食べ物記です。

ホテルでは、ご飯がしっかりお腹いっぱいになる量が出てきました!
2日目の夜ごはんなんかは、牡蠣・ホタテ・蟹・すき焼き と
4拍子揃った贅沢なご飯で、お腹はポンポン(笑)
ただ、ワタクシ今回の旅行では、出先での食べ物には本当に感動しました!
例えば、上士幌町地元のスーパーに立ち寄るとコレ!
R1246104.jpg







なんと秋刀魚の糠漬け!!!!!!
糠漬けといえば、野菜を漬けて食べるイメージしかなかったのですが、
魚が漬かっているとは!!(笑)
秋刀魚の糠漬けは北海道では食卓に出てくる普通のモノだそうです。
(糠を洗って、焼いて食べるみたいです)

ちょっと、名古屋の人間からしたら驚きですが(汗

また漬け物屋でアルバイトしている身のワタクシは
野菜の糠漬けはイヤっちゅー程食べたりしてますが
動物を糠漬けにしたモノは食べた事が無いので、
味を想像しようにも出来ないというか、全くの未知の世界(笑)
通販もあるので、今度一回挑戦してみようかな??と思っております。
(その際はまた感想を^^)


そしてコチラ!

R1246105.jpg








ミスニセコという納豆ですねコレ。
やはり名古屋には無いモノがスーパーに並んでました。
きっとワタクシのツアコンをしていただいたNさんが名古屋に来たら、
それはそれで驚くのでしょうね~。

更に!Nさんが中休みの合間を縫って、ワタクシの遊び相手になってもらった際の
お昼ごはんは、カレーでした。
こちらのマスター方はアジア圏を旅していて
ココ北海道の上士幌という地に定住してしまったというとても面白い方々。
しかもオーナーさん(男性)は大阪の方で、パートナーの方(女性)は名古屋の方!!
こんな所で名古屋の人に会えるとは!
思わず名古屋の話で盛り上がっちゃた(笑)
でもホントに札幌と栄は似てるのよ~。

おっと!食べ物の話をするんだったのよね!
コチラがそのカレーでございます。

ワタクシがいただいた「キーマカレー」
R1246125.jpg







Nさんが食べていた「チキンキーマカレー」
R1246126.jpg
 









カレーは食べやすく、辛いのが苦手なワタクシが非常に美味しく頂けました。
甘口というと甘いカレーになってしまうのですが、
そんな事が無く辛味を抑えられていて。
ホント今までに味わった事がないカレーでした。
また、ご飯の上にはココナッツの炒ったモノが乗っていて。
コレがアクセントとなって更にグー!!

このココナッツを炒っている時は、厨房からイイ匂いがプ~~ンと。
木で出来たお店で、雰囲気も温かくとても良い空間でした。

また、そのお店でワタクシが鹿肉を食べそこねた話をしていたら、
「今ちょこっとあるんだけど・・・食べる?」と
出していただいちゃいました。なんて嬉しいおもてなし(涙)


しかも調理法がそれぞれ違う3種類の鹿肉をお出しいただきました。

R1246131.jpgR1246130.jpg


 





写真手前がロースト鹿です。
そして奥がコンフィー鹿です。
ローストという調理法はローストビーフでもお馴染みの
肉塊を天版にのせて、天火で蒸し焼きにした料理です。(Yahoo!百科事典より抜粋)

ではコンフィーとは何ぞや?という事を聞いた所、
低温の油(60~70℃)で煮たものだそうです。
やっぱりヨーロッパのお肉文化って凄いなぁと。

んで、お味はというと、鹿肉は全く癖が無く非常に食べやすかったです。
(ただ、血抜きが上手くいっていないと血の匂いがするとかしないとか・・・。)
(って事は、素晴らしく血抜きが出来てたという事ですよね!感謝です。)
ロースト鹿は鹿の肉の硬さを歯で感じる事が出来、美味!
そしてコンフィーは、お肉が柔らかくて味が更に増していて、美味!
(きっと低温の油でじっくり熱を通すので、
お肉のタンパク質をイイ感じに分解してアミノ酸になっているのでしょうね。)

R1246132.jpg




 


そしてコチラは
「ルイベ鹿」です。
はい、名古屋人には聞き慣れない「ルイベ」
簡単に言うと、“半凍り状態”という事です。
あ、もうちょっと詳しい情報が欲しい??わかりました!行きましょう(笑)

「ルイベ」とは元は鮭や鱒を使った北海道の郷土料理の事を指すそうです。
生の鮭を一旦凍らせて刺身のように薄く切ったもので、
特に解凍せずわさび醤油などで食べるのだそうです。

語源はアイヌ語の「ルイぺ」
「溶ける」という意味の「ル」と、食べ物という意味の「イペ」が語源との事。
オリーブオイルがサッとかけてあり、生姜と白髪ネギと共にいただきました。
半凍りの独特の食感と生肉に近い味が堪能出来て、美味!
添え物のネギが甘くて美味しかったです^^


本当に地元の食べ物を頂いて、
(鹿肉は地元の人でも食べた事のある人と無い人といるらしい)

地元の人とお喋りして、雰囲気にどっぷり浸かる。

コレがワタクシにとって
本当の意味での「旅」なのだと改めて感じさせてくれました。
「知りたい」と「感じたい」を強く思っていればこんな素敵な
数日間を過ごせるのだなぁとつくづく思う。
地域密着旅ってこんなに楽しいものなのか!と。
他の場所も訪れてこんな旅が出来たらいいな、と。

でも
まだまだ知らない事ばかりの北の大地。
まだまだ知りたい事だらけの北の大地。

花が一斉に咲きだす初夏の上士幌
美しい味を内に秘めた食べ物たちで溢れる秋の上士幌

強く思えば、また赴く事ができるでしょう。
きっと、きっとね。

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